スプリットクレスト(歯槽堤分割術)とは
スプリットクレストとは、顎の骨(歯槽堤)が細く、上顎前歯の歯槽骨が4mmに満たない場合に、骨を分割して幅を広げる治療法です。
スプリットクレスト(歯槽堤分割術)の特徴
下顎や上顎の前歯部で、骨の高さは十分だが幅が足りない症例に適用されます。
インプラント埋入と同時に骨を拡張できるため、治療期間を短縮できるメリットがあります。
メリット
- インプラント治療が可能になる
骨が不足しているとインプラント治療を断られた方でも、インプラントを埋入することが出来ます。 - インプラントの安定性が向上する
骨の再生を促進し、インプラントの安定性を向上させます。 - 患者さまの身体的負担が少ない
骨を増やす治療に比べると治癒期間が短く、手術の侵襲は軽減します。
デメリット
- 適応できる症例が限られる
骨の中に骨髄が存在することが不可欠などの条件や、下顎等の骨質が硬すぎる場合は適応できない場合があります。 - 感染のリスク
感染のリスクがあるため、術後の管理が重要です。 - 経済的な負担
通常のインプラント費用に追加で費用がかかります。
スプリットクレスト(歯槽堤分割術)の手順
1局所麻酔+歯肉の切開
インプラントを埋入する予定の部分の歯肉を切開・剥離して、該当箇所の顎骨が見えるようにします。
2歯槽骨の頭頂部を骨ノミで2分割
特殊な器具で骨に切り込みを入れ、割ってしまわないように慎重に骨ノミを使って2分割させます。
3少しずつ幅を広げ、歯科用ドリルで穴を形成
サイズの違う骨ノミを使い、少しずつ骨の幅を広げていきます。
インプラントを埋め込むことができる幅まで広がったら。ドリルでインプラント体を埋め込むための穴をあけていきます。
4インプラント体を埋入・骨補填剤を充填
ドリルで形成した穴にインプラントを埋め込みます。広げた骨とインプラント体の隙間を骨補填剤で充填していきます。
5歯肉を縫合
骨補填剤を満たしたら歯肉を縫合してスプリットクレスト法の手術は終了です。 3ヶ月〜半年程度で骨が安定して結合しますので、その後、インプラントの2次手術に入ります。
料金について
スプリットクレスト(歯槽堤分割術) | 55,000円(税込) |
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